富山県立近代美術館のご協力のもと「戦後日本名作ポスター展」と題し、日本の著名デザイナー、イラストレーター13名による名作ポスターを展示します。 併せて、本校出身の偉大な美術評論家・画家・詩人であり、画期的なコンセプトをもつ富山県立近代美術館の創立(1981年)にも深く関わった瀧口修造氏(33回生)の、本校所蔵の貴重な関連資料も展示いたします。 富山県立近代美術館は、20世紀美術の優れた作品を多数収蔵しているだけでなく、国内屈指の現代ポスターコレクションも収蔵しています。 その数何と12,000点以上!今回は戦後、日本人デザイナーによって制作された名作ポスターの中から13点を厳選し、百周年記念館で紹介します。 左下の作品は、戦後日本のデザイン界をけん引した偉大なデザイナー亀倉雄策(かめくらゆうさく)の作品です。このポスターは1964年に開催された東京オリンピックのためにデザインされました。2020年に再び東京でオリンピックが開催されることが決まりましたが、次のオリンピックではどんなポスターが制作されることになるのでしょうか。
右下の作品は、商業施設PARCOのために制作されたポスターで、石岡瑛子(いしおかえいこ)がデザインしました。ポスターの右には「西洋は東洋を着こなせるか」というキャッチコピーが記されており、西洋主義からの脱却のメッセージが込められています。 ポスターはまさに時代を映す鏡です。時代を彩った名作ポスターの数々は、当時の時代状況を鮮やかに私たちに伝えます。時を経てなお色あせない名作ポスターの魅力を感じ取ってください。(学校からの資料を使わせていただきました。)
百周年記念館ギャラリーへご案内
戦後日本名作ポスター展・瀧口修造 関連資料展
2013年11月18日(月)~12月13日(金)
25年度今後の展示予定
展示内容 | 開催時期 | 備考 |
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「化石の世界」 | 1月 8日(水)~ 2月 7日(金) | 富山市科学博物館 |
「2013年 富高生の1年」 | 7月5日(月)~8月26日(金 | 探究科発表・課題研行事写真 |